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作家志望なら持ってて当然?iPhoneにおすすめの辞書アプリ

わからない言葉、不安に思った言葉、すぐに辞書で調べるクセを付けると未来の恥を防ぎつつ、語彙力も増えていき便利です。
ここではiPhoneで使える代表的な辞書アプリを紹介します。

iPhoneで入れたい辞書アプリはこれ!
  • 広辞苑
  • 大辞林
  • 大辞泉
  • 角川類語新辞典
  • 日本語大シソーラス−類語検索大辞典−
  • 精選版 日本国語大辞典

お金に余裕があれば全てを入れたいところですが、そうは行かないのが世の中です。
優先順位を考えて必要なものから購入していきましょう。

国語辞典

まずは中型辞典である「広辞苑」「大辞林」「大辞泉」の中から一つを選ぶのが良いと思います。

価格
  • 広辞苑 9,800円
  • 大辞林 2,600円
  • 大辞泉 2,000円
収録項目数
  • 広辞苑 24万項目以上
  • 大辞林 26万項目以上
  • 大辞泉 29万項目以上

国民的辞書とも言われるほど売れている広辞苑ですが、価格も破格です。
大辞泉の5倍近い価格差があります。
実は紙の辞典の価格で言えば、広辞苑(9,180円)、大辞林(8,424円)、大辞泉(16,200円 ※DVD付)となっていてアプリ版ほどの差はありません。
大辞林と大辞泉がアプリ版は破格の値段でリリースしているのに対し、広辞苑は紙の辞典とほぼ変わらない値付けをしていますね。

安くしているからといって、項目が削られているようなことはありません。
大辞林のアプリ版は、紙の辞典に約3万項目追加した状態で収録されていますし、大辞泉はアプリ版、DVD-ROM版ともに毎年の無料アップデートでどんどん収録項目が増えていっています。
そのため大辞林と大辞泉のアプリ版は値段も内容もとてもお得感があるといえます。

三冊とも出版社の誇りをかけて出版している辞典ですから、どれを選んでも「ハズレ」だったということはありません。
どうしても国民的辞書(と言われる)広辞苑から抑えたくなってしまいますが……、
広辞苑を買う値段で、大辞林(または大辞泉)に加えて類語辞典まで買えてしまうことを考えると躊躇します。
さらに言うと、広辞苑よりも安い価格で大型辞典である「精選版 日本国語大辞典」(7,800円)が買えてしまうのも、お薦めしづらい原因になっています。

そういった理由から、私のお薦めは「大辞泉」+類語辞典です。

中型辞典に大辞泉を選ぶ理由

実は大辞林はiPhoneに内蔵されている

わざわざアプリを買わなくてもSpotlight検索から大辞林は引けます。

ホーム画面で下方向に引っ張ると出てくる、こちらの検索ボックスがSpotlight検索です。

ここに引きたい言葉を入力すれば大辞林から検索できます。

常用する辞書としては機能不足

良くも悪くも、引いた言葉の意味を調べるだけです。
ちなみに、大辞泉アプリで引いてみるとこのようになります。

調べた意味から、類語や慣用句にも飛んでいけます。

単語検索しかヒットしない

Spotlight検索を使った大辞林の利用では、単語の完全一致でしかヒットしません。
「大なり小なり」の意味を調べようと「大なり」で検索してもヒットしないのです。
もちろん大辞泉アプリなら「だい」と入力しただけで、このように表示がズラッと並びます。

以上のことから、大辞林はiPhoneに内蔵されているとはいっても、常用する辞書としては辛いものがあります。
かといって大辞林が内蔵されているのに、アプリ版の大辞林を買うのも何だか勿体無い。
そこで大辞泉を購入しメイン辞書に。Spotlight検索による大辞林をサブ辞書として使うのがお薦めです。
大辞泉一冊の値段で、二冊の辞書を参照できることになります。

類語辞典

  • 角川類語新辞典(1,600円)
  • 日本語大シソーラス−類語検索大辞典−(5,000円)

扱いやすさでは、断トツで角川類語新辞典です。持っていないなら、まずはこれでしょう。
ちゃんと用例が載っていますし、類語がリスト上にズラッと並ぶのでスクロールするだけで一瞥できるのも便利です。

大シソーラスは用例が載っていないのが不満です。

出現する類語は角川類語新辞典よりも多いのですが、類語を見つけた後、改めて国語辞典で意味を引く必要があります。
しかし類語辞典において、ボキャブラリーの多さはやはり魅力的。
金額も高額なため躊躇してしまいますが、まれにセールをやっているときもあるので、二冊目として狙ってみるのはありですね。

まとめ

私のお薦めは、
大辞泉+角川類語新辞典です。(計3,600円)

三冊目の候補として、日本語大シソーラスが良いかと思います。

ここではあまり紹介しませんでしたが、「精選版 日本国語大辞典」。私は購入済みですがサブ辞書として使っています。「あれ?この言葉でてこないんだ」みたいなのもあって、最初にあたるのは大辞泉ばかりになっています。
四冊目に選ぶのならば「精選版 日本国語大辞典」。
大辞林と大辞泉が手元にあれば、広辞苑を買う順位はだいぶ下がると思います。

もちろん最終的には全て入れておきたいところですね。